【産卵前後のヒラメの狙い方】14年間のデータ紹介
忙しい&暴風多発でヒラメ釣りにいってませんでしたが、今年3回目のヒラメ釣りを2月末に行ってきました。
そろそろ瀬戸内産卵ヒラメパターンに突入で狙い通りヒラメをGET。確認の為一匹持ち帰るとやはり卵がありました。今回はヒラメ産卵パターンのデータを晒そうと思います。
考察1 産卵前後のヒラメルアー
私の場合、メーカーテスターやユーチューバーにわかヒラメ師のように、適当に選んで釣れたルアーやメーカーテスターが売りたい商品を紹介しているわけではありません。
今や15年目となった14年間のデータに裏付けられたヒラメを釣る為の知識があるので一緒にしてもらっては困ります。
これは過去14年間の3月だけをまとめた統計データです。左上の黄色で色掛けしたルアーのグラフに注目して下さい。
3月の過去14年間でヒラメを釣り上げたルアーの種類の統計データです(108匹)。私が得意とするプレイスタイルはワームですが産卵前後のみFミノーやシンペンがワームの釣果を超えます。
ヒラメは基本深層をメインに狙いますが、産卵前後のみFミノーやシンペンでのヒットが多い理由はヒラメ表層意識説です。産卵前後(おそらく産卵前)は、よりヒラメにルアーを発見してもらえる事が重要で深層よりも表層付近を探りやすいルアー選択が有利かと思われます。
考察2 産卵前後のヒラメが釣れる時間帯
時間帯では、にわかアングラーが集中するマズメではなく日が昇った昼間でも枚数が釣れている傾向。これは水温に関係しているのかもしれません。
この時期、瀬戸内の午前の水温は10度弱でまだまだ冷たい。しかし昼になれば1~1.5度ほど水温が上昇する。個人的には水温はあまり関係ないと思うがこの時期の真夏、真冬の場合は若干の水温の違いで活性が左右されるのかもしれません
考察3 産卵前後のヒラメが釣れるカラー
カラーは散々黄色が強いと言っていたが何故かこの時期はクリアが数字を伸ばす。ヒラメに限らず魚はベイトを釣ると漁師だったじいちゃんが言っていた。
ベイトを釣るとは対象魚の捕食する餌に合わせる事らしいが、この時期の瀬戸内のベイトはイカの稚魚?が多い傾向にある。ピンク(白)やクリアでのヒットが多いのも納得できる。
釣行編
1匹目はデータ通りの、ぶっ飛び君のフォールで2投目にGET。カラーはピンクで時間は16時過ぎ。オリカラなんでカラーの名称がわかりませんがピンクのやつw
直後に新たに仕入れた魚極ペンで。 データ通りクリア使ってましたがまさかのアカキンエビで来ましたww
地合は一瞬で終わり。まぁデータ通りです。次は潮が切り替わる時間の19時頃が激アツタイム。頭がブルーでラバーがクリアの表層巻きで18時58分にGET
まとめ
瀬戸内の3月は薄い色系&表層が安易に引けるルアーがおすすめ。上記に記載してあるぶっ飛ぶ君などは使い易いかと思います。ただし・・・↓
※上記は色々な場所を合算した統計であり一概ではありません。当然シチュエーションにより使うルアーは異なりますし、水深で同じルアーでも使い方が違いますので参考まにでお考え下さい。
友達のF君のように『ミノー動かさなかったら釣れる気せん・・・』など、ため息が出るようなド素人発言はお控えくださいw