飛距離が出るヒラメ狙いの【ダイワロッド】モアザン、ラブラックスの勧め!!
サーフからのヒラメ狙い、飛距離は必要不可欠です。今回は飛距離が出やすいロッドの選び方&私の思うおすすめロッドをご紹介します。
目次
飛距離の出るロッドの選び方①
ロッドは飛距離を出す上でリールよりも重要で、長さと反発が飛距離に直結します。
↑上の写真は飛距離の出る事で有名なGクラフト、長さ2.93cm。下がモアザン、長さ280cmです。ガイドの一番下がモアザンの方が長い事が分かります。
左、Gクラフト / 右、モアザン
ガイド径もGクラフトよりモアザンの方が大きいです。
リールからラインが螺旋状に放出され、一番下のガイドの摩擦によって飛距離が出にくくなります。飛距離の出やすいロッドとは、リールシートから一番下のガイドまでの距離が長い物かつ一番下のガイド径が大きい物が摩擦が少なくなり飛距離が出やすいロッドと言えます。
飛距離が出るロッドの選び方②
長いロッドを選びその中でも軽量なロッドを選ぶ。長いロッドの方が飛距離が出るのは誰でも分かると思います。しかし長すぎるあまりロッドの振り抜けが遅くなってしまうと本末転倒です。そこは振って確かめるしかないのでメーカーのスペック表のみで検討する場合は長さ&重量も考慮して選びましょう。当たり前ですがリールが装着される場所からガイド先端までの長さが重要です。
飛距離が出るロッドの選び方③
飛距離を出すには高弾性でなるべく硬いロッドを選びましょう。少し語弊がありますので詳しく書きます。
例えば10gのルアーを飛ばすのにMとLのロッドどちらが飛ぶでしょう?一般的にはL推奨ですが、ロッドをしならせる技術のある方ならMのほうが飛びます。これはスノーボードの板やゴルフのシャフトと同じで、硬い板やシャフトほどしならせる技術やヘッドスピードが必要で、その技術がある方が使えば相当飛びます。
そんなこんなで私が選んだロッドは
ダイワのロッドはリールシートから一番下のガイドまでの距離が他メーカーよりも長く、ガイド径が大きいのが特徴で飛距離に特化していると言っても過言でないと思います。
ここ最近触ったロッドで言えば、Gクラフトミッドストリーム、ノーマルモアザンL、AGSモアザンブランジーノMML、ラブラックスAGS 、バリスティックMH。全て良いロッドでした。その中でも私みたいなヘッポコアングラーでも『良く飛びますね』って言われたダイワのロッドをご紹介。
私のメインロッドはモアザンAGS1010MLです。15g程度のバイブレーションをメインに30gほどのルアーを投げるため購入しました。
15g程度のルアーは抜群にしなり、隣の人よりは100%遠くに飛ばせます。しかし30g前後のルアーでヒラメを狙う方には少し柔らかく、しなりすぎて逆に飛距離が出にくいかもしれません。それでも飛びますが。
ヒラメのバイトを弾かないティップML
MMLの表記はバットがMのパワーでティップがMLという意味です。ヒラメ釣りのロッドはバイトを弾かない柔らかいティップが理想とされていますが、正直そんな事どうだっていいです。弾く時は弾くし、弾かない時は弾かない。柔らかいと100%フッキングできるのか?そんな事はありえません。
ダイワのロッドの理想の硬さは?
勿論、通う釣り場で釣れる魚、潮の速さ、取り回しと色々あるかと思います。ここではヒラメオンリー、青物ナシ、潮流ナシ、全国で一番よく使われるであろう30gのルアー前提だと過程すればやっぱり『M』or『MH』
ダイワヒラメロッドラインナップ
- モアザン ブランジーノ AGS(スピニングモデル)
- モアザン エキスパート AGS (スピニングモデル)
- モアザン(スピニングモデル)
- ラブラックス AGS(スピニングモデル)
- ラテオ(スピニングモデル)
- シーバスハンターX
値段が高い順に書き出しました。黒い太文字は使った事があるので適当に『おすすめ!』って言ってる方より信憑性はあるかと思いますw
最上位スペックのモアザン ブランジーノ AGS(スピニングモデル)は確かに軽い、感度もいい、ほぼ文句はありません。しかしながら先ほど書いたバッドが『M』が少し問題でマックスの力でしならせる事ができません。
ヒラメを釣るのにはMでもMLでもLでも普通に捕れます。逆に言えばそれ以上はオーバースペックで釣ってもあまり面白みが無いのかもしれません。しかしここでは『30gをいかに飛ばせるか?』が問題なのでキャストに自信がある方なら『103M/MH・J』、『1010M/MH・J』でしょう。
103M/MH・Jが164g、1010M/MH・Jが188g、長さの違いが18cmですので、ここでは103M/MH・Jがオススメです。
私みたいに12時間永遠にフルキャストするのではなく8割程度でキャストする方なら『1010ML/M・J』一択です。自重も150gと軽すぎですし、何より長いのに先重りを感じさせません。更に10フィートの長さの恩恵が素晴らしく9フィートと比べ目に見えて飛距離が違います。
ブランジーノとエキスパートの違い
よく言われるのがブランジーノはパワー型でエキスパートは繊細型です。エキスパートは触った事が無いので正確な事は言えませんが、素人が感じ取れるほどの大差は多分ありません。
エキスパートで私が思うヒラメを狙うロッドは、『109ML/M』か『110M』MHクラスのロッドはエキスパートにはありませんが、エキスパートのMはブランジーノのMHと同じ感じなのかもしれません。
ブランジーノの1010M/MH・Jとエキスパート109ML/Mの違いは、重量、長さはほぼ同じ、しかしながら、先径/元径はブランジーノ1.7(1.6)/13.4に対しエキスパート1.6(1.5)/15.3です。エキスパートの方がティップが細くより繊細なイメージがあります。
ML希望ならエキスパートに分があるでしょうか?ティップが細く感度は良さそう。値段もブランジーノに比べお安いです。
少し硬いブランジーノ103M/MH・Jとエキスパート110Mでの違いはどうでしょうか?下図がスペックです
ティップ径がやはりエキスパートの方が細いです。バットパワーはMHのブランジーノがありそうですが投げられるルアーの重さは同じです。どちらもヒラメには少しオーバースペックかもしれませんが、110Mのエキスパートの方が若干マイルドなのでしょう。どちらを選んでもしならせれる事ができれば他のロッドの追随を許さないのは間違いありません。
モアザン(スピニングモデル)
私が所持しているのは旧モアザンシリーズの92L。主に15g以下のルアーを使いヒラメを狙うのに使用していた。しかしMLのロッドを購入した事により必要なくなり今は倉庫で眠っています。
リニューアルされたモアザンはブランジーノ、エキスパートを少しマイルドにしたロッド。正直中途半端で価格も高いため、ここまでお金を出すならブランジーノかエキスパートのどちらかで決めたい。それにここまでお金出すならAGSはやはり欲しい。
ラブラックス AGS(スピニングモデル)
私が使用した事があるのはラブラックス96ML。
当時Gクラフトのミッドストリームを使用していて、ラブラックスを借りると衝撃だった。めちゃめちゃ軽い!それもそのはず自重141g。
釣り人の欲求心は止めれず、高い=良い物=ステータスになっている事は間違いない。しかしラブラックスを触らせてもらった感想で言えば、上位クラスのノーマルモアザンよりも良い物に感じた。
上位クラスのモアザン(スピニングモデル)を買うなら100%ラブラックスをおすすめする。目を瞑って釣りをして、ブランジーノAGSとラブラックスAGSどちらがいい?と聞かれてその違いが的確に答えられる人は多くはないし私もその内の一人。またラインナップが多くメーカーも力を入れている事が伺える。
ヒラメ狙いのラブラックスなら『106ML』をおすすめしたい。やはり9フィートと10フィートでは飛距離が違う。そこまで激しくロッドを動かす事もないので取り回しが可能なら106MLを購入したい。
MHクラスまで行くとラブラックスでも上位機種よりも重さの差が出てくるが、釣り人の欲求心を殺し、MLクラスで検討するならラブラックスで十分かと思う。なんなら所持しているブランジーノAGS1010を売ってラブラックス100MLを買えば2.3万おつりがくる計算なので本気で検討中。MHクラスで考えるなら、はやり20gの差は大きい。
ラテオ(スピニングモデル)
最強のコスパロッドとして名高いラテオ。しかしながらこのロッドを買ってヒラメを釣っしまうと絶対に上位機種が欲しくなる。釣り人の欲求心はマジで止めれないんです!!
ラテオを買うなら絶対にラブラックスがおすすめ。ラテオは使った事がありませんがコスパ最強はラブラックスだと思っています。入門用には下位機種のシーバスハンターが良いです
シーバスハンターX
軽いし言うことないでしょう!15,000円ほどでヒラメが釣れるって最強です!96MLが軽く絶対にオススメ!
まとめ
- 少しでも遠くに飛ばしたい方はMHクラスのダイワのロッドがいい。(ダイワのロッドは柔らかめ)
- MHは多少オーバースペック。(青物が掛る地域なら最高)
- 軽く、ストレス無く釣りをするならMLクラスの155g以下のロッドを選ぶ
- MLクラスは25g以上のルアーをキャストする際、中毒者には少し不満がある
- MLクラスが絶対オススメだがMHにしたら後5mほど飛ぶ印象(それだけ)
- 欲求心が無ければラブラックスが最強
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