新製品【シマノ20ツインパワー4000XG】感想、インプレ
最近ステラの存在意義が私の中で消えつつあり、よもやステラ保有は自己満のように思えてきます。それはステラより下位スペックの性能が良すぎて私程度では、最高峰との区別が付かないレベルに達しているからだと思います。
目次
ツインパワーとは
ツインパワーと言えば、釣り人なら誰もが知っている名機。ステラが発売される前はツインパワーがシマノ最高峰のリールでした。20ツインパワーは11代目となり30年以上の歴史があります。
コアソリッドシリーズの2番手
シマノリールは2つに分かれ、滑らか、剛性の『コアソリッドシリーズ』と、軽量、軽い『クイックレスポンスシリーズ』に大別されます。コアソリッドの最高峰はステラ、クイックレスポンスはヴァンキッシュ、ツインパワーはコアソリッドシリーズの2番手となる機種です。
シリーズ双方の良い所取りハイブリッドが20ツインパワー!
ボディーは剛性のアルミボディーを採用し、15ツインパワーは樹脂だったローター部分も金属製に変更。これによりローターのたわみ、変形は15ツインパワーの半分以下に抑えられている。
更にギアに付いてもパワーアップ。15ツインパの後に発売されたツインパXDと同じ。この機種はギアの強度を高めた機種になっており、ワンサイズ上の機種と同等のギア強度となっております。
強さにこだわった20ツインパワーは、真逆の軽量化も実現
15ツインパワー4000XGの自重が295gに対し、20ツインパワー4000XGは自重260gでマイナス35gの軽量化。ボディーはヴァンキッシュ、ローターはステラと同等、軽さと剛性を組み合わせた、まさに双方の良いとこ取りハイブリットリールと言っても過言でありません。
ロングスプールで前作より飛距離UP
以前はステラのみがロングスプールで、その後 ヴァンキッシュもロングスプールの採用となりました。今回のツインパワーもロングスプールが採用されており、これでロングスプールは3機種です。
ロングスプールの利点は簡単に言うと飛距離が伸びます。飛距離に関してはステラもツインパワーもスペック上同じになります。
ツインパワーのドラグ
好みかもしれませんが、高い音でカチカチ鳴るのはステラと比較すると安っぽく感じます。
ツインパワーハンドルノブ
ハンドルの所はすごくカッコいいんですが、ハンドルノブの所がすごく残念!見た目はカッコいいんですが、実際手に取ると安っぽい。超軽量プラスチック感満載。ステラはそこもしっかりしてて個人的にはステラが好きです。
ツインパワー巻き心地
確かに滑らか。こんなのステラと違い分かる人いるの?ってレベル。まぁ分かる人はハンドルノブの重量感の違いであったり、本体その物の重心の違いで分かるんでしょう。
持った時の18ステラとの大きな違いは、18ステラはスプールより若干後ろに重みを感じますが、20ツインパワーはスプール付近に重みを感じます。人差し指に力が入る感じです。個人的にはツインパワーXDのようなど真ん中重心が好きです。
まとめ
ステラとツインパワーの値段の差『約倍』。この差は釣果とは無縁だと私は感じます。せめてロングスプールだけでもステラのみなら『もしかしたらステラの方が飛ぶのかも?』とド素人な私なら考えてしまいますが、ステラもツインパワーも同じ・・。さらに剛性2倍とか言われても見えて分からんですから頭に入らんw長く使えばその差が出てくるんでしょうけど。
よって、自己満はステラ、ステラは必要ないが近いスペックが欲しい方はツインパワー、こんな感じです。両方買って後悔する品では決してありません。