ヒラメの生態【シーズンパターンを知る】

 ヒラメが釣れないと言われる岡山でも正直年中ヒラメを釣る事が出来ます。数十年ヒラメ釣りをしていますが、8月以外は全ての月で釣れています(8月は釣りに行かない暑いので・・)今回はシーズナルパターンをご紹介です。
※地域によって気温水温が違うので一概には言えませんがご了承ください

季節によって変わるヒラメの行動

春(3月~5月)

 徐々に気温、水温とも上がり、海に生命感が出てくる春先。ヒラメはこの時期に産卵する魚なので産卵前の荒食いも期待できる時期でもあります(一般的なヒラメの産卵の水温は13~15度。全国でずれがある)

 また春に注目すべきベイトは『稚アユ』です。稚アユは春になると群れで河口付近に集まって来るので、それを補食する為ヒラメも河口付近に居着きます。
 場所にもよりますが、岡山では南西風が吹いた大潮で川に向かって移動します。それを目安にして釣行しましょう。春後半になればマゴチも釣れ始めます。

夏(6月~8月)

 夏はヒラメの型が落ちます。大きいヒラメでも身が薄い骸骨みないなのが釣れたりします。ヒラメよりもマゴチの方が釣りやすいです。が、場所にもよりますが肉厚ヒラメも当然います。

秋(9月~11月)

 徐々に水温が下がり始め、人間にとっても釣りやすくなって来る時期です。秋はヒラメの補食対象となるベイトも多いのでマッチザベイトでルアーをチョイスしましょう。そのポイントのベイトのサイズや水深に合わせて狙えば確率は高いです。12月位くらいまでは岡山のヒラメシーズンのベストタイミングです。(水温は20~17度)

冬(12月~2月)

 最も大型のヒラメが出やすい時期でもあります。が、2月後半の一番水温の下がる時期はベイトも姿を消すので釣りにくい時期でもあります。
 普段行くポイントに海鵜(鳥)がいるのかどうかを意識して、水温の下がる時期、いつもいる海鵜が少ないならベイトも少ないという事です。海鵜を目印にして釣行しましょう。
 ベイトも海鵜も確認出来ないのなら諦めましょうw嘘です、岩礁帯を狙いましょう。根魚は必ずいますので。

まとめ

 岡山では秋口が一番釣り易い時期かと思いますが、その年によって違いがあります。インスタ、フェイズブックを見ていても分かりますが、2019年は7月3週目くらいから一気にサーフヒラメの釣果UPが消えました。9月半ば頃からまた徐々に増え始めた感じでした。
 しかしながら真夏の水温27度を超す時期でも瀬戸内地域にて2桁の釣果を上げた強者もいます。要するに、一概に釣れる釣れないは言えず、そのポイントへ足を運んで釣ってみなければ分からないと言う事です。更にその年によっても違うという事です。

スポンサーリンク

 上記で水温が一番下がる時期は釣りにくいと記載しておりますが、実際には最低水温になる2月(水温9度)でも釣行毎に釣れていました。今年(2019年)は気温が暖かく11月~2月末まで爆釣状態でした。これもその年の水温によるものかと思われます。

 いつも行くポイントで3月になり水温が10度を超えた辺りから海鵜が減りベイトも確認出来ず、ヒラメ釣行が難航する事が多くなってきました。産卵期になり釣りやすくなるなどの記事を見かけますが、シーズン通しての、その釣り場での釣り方が存在する為だと思われます。シーズンパターンと銘打って記載致しましたが参考程度で考えて頂き、釣行する場所での必勝パターン見つけましょう。

 最後に、釣行する場所にもよりますが基本ヒラメは年中釣れ、全国のあらゆる場所から狙う事の出来る魚です。最初の1匹を手にするまでは長いかもしれませんが、諦めず通い続ければ間違いなく釣る事の出来る魚ですので互いに頑張りましょう!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です