ダイワ、シマノ、ジークラフトのロッドの使用感

 3年前にジ―クラフトのミッドストリームを買い今まで使ってきた。3年前は飛距離に異常な執着があり、誰よりも遠くにルアーを飛ばしたかった。
 ダイワ、ジークラ、シマノのハイエンドモデルを使用したからこそ言える事を発表し、購入材料の1つにして頂ければ幸いです。

ARーC(シマノ)

 当時(今もかもしれないが)飛距離を売りにして流行っていたロッドは、シマノから発売されているAR-Cがあったが、高弾性の反発ロッドのミッドストリーム、モアザンAGSも素晴らしく、この3つが購入候補だった。

 AR-Cが欲しくて欲しくてたまらなかったが、異様な重さに疑問を感じていた。1000Mで240g、ミッドストリーム、モアザンは約160g弱。この差はあまりにも大きい。

 そんなある日、友達とヒラメ釣りに出かけた。友達はヤフオクでAR-Cの904M、自重220gを手に入れていた。早速使わせてもらう。リールは10年ほど前のアルテグラ4000だったが、持った瞬間に『重い』と感じ、キャスト時の感想は『硬い』、巻いている最中の感想は『先重りがする』で私の中で最悪だった。

 誰か知らない人のインプレにはAR-Cは『ルアーロッド』ではなく『投げ竿的な感覚』と書いていたこともあり、シマノのロッドは硬いイメージがあったが、AR-Cだけは私の中で『柔らかい』と思っていた。投げ倒せはAR-Cもバッドを曲げてキャストできる様になるだろうけど、下手くそな私には無理。そもそも持って巻いているだけで重く感じるのは絶対無理。だって12時間永遠と振り続けることもあるのだから・・。

ミッドストリームは国産

 モアザンとミッドストリームの2択になり色々考えた。色々考えてミッドストリームにした。決め手は国内で作った日本製だった。今考えれば無知だったと反省している。

 別にジークラフトのロッドを批判している訳ではなく、本当に素晴らしいロッドで、最近購入したモアザンAGSがクソなら、もう一度ジ―クラフトにするつもり。ヤマガも捨てがたいですが(笑)

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 私の仕事は国内で品物を作ったり、時には中国、バングラ、最近ではタイでも商品を作れるようになってきた。日本国内で作れば安心品質の日本製で、日本人はその謳い文句に騙される。結論、日本製でも中国製でも商品のクオリティは変わりません。ま、ロッドは作った事が無いので正確には言えませんが。

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ここから少し余談です・・・

日本製と海外製の違いについて

 私の仕事は、布団やカバー、座椅子やマットレス、枕に毛布、そういった商品を扱つかい製造します。私の業界は同じカテゴリの商品を作る場合は世界共通で同じ機械を使うし、日本人だから丁寧な仕事をするみたいな、匠!職人!みたいな事はないです。頭から消し去りましょう(笑)ロッドなんて所詮機械で大量生産でしょ?私の仕事も同じです。

 では何故わざわざ遠い外国で作らせるのでしょう?

 今でこそあまりメリットは無くなってきましたが、中国やバングラは人件費が安いのです。知っているとは思いますが。少し前なら日本の10分の1とか。そこで大量に生産して日本にコンテナで運ぶのです。

 海外が安いのならメーカーは全て中国で作ればよいのですが問題が1つ。海外生産はロッド(生産数量)が大きい事です。竿はどんな資材で製造されているのか分かりませんが、例えばAGSのガイドのカーボンを買うのにカーボン100kgとか、グリップのウレタン1万枚とか、竿を入れる袋、各サイズ1万とかそんな話になるのです。

 日本ではロッド(生産数量)が少なく小ロッドで生産可能です。しかしその日本の資材は中国の資材より原価は高くなるし、人件費も高いです。だから日本製は高い、それだけです。
 なんなら中国でAGSのガイドの製品だけを作らせて、日本でAGSガイドを取り付けて日本製と謳う事もできます。(AGSは例えです)

 まぁ、日本製はかなり拘って良いものを作っているので『最高級』これは間違いないです。が、各社のハイエンドモデル、これも外国で生産されていようと『最高級』で間違いないです。

モアザンブランジーノAGS1010MMLとミッドストリーム962TRの違い

 話がそれました。ミッドストリーム962TRとモアザン1010MMLを感覚ではなく、飛距離を出す上で必要なところから詳しく説明していきます。

ミッドストリーム115cm
ブランジAGS133cm

 飛距離を出す上で重要な事は前回も書きましたが、リールから一番近いガイド(一番下のガイド)との距離です。スピニングリールから放出されるラインとガイドとの距離を長くして、ラインの放出角度を緩やかにしてやれば摩擦が減り飛距離が出ます。実際には20cmほどブランジが長かった。ヒラメを釣る為の、飛距離の出し方(ロッド編)リンク

ミッドストリーム1.8cm

ブランジAGS2.5cm

 そしてガイド径。スピニングリールは螺旋状にラインが放出されるのでガイドの径が大きいほうが摩擦が減り距離が延びます。実際には0内径で0.7cmほど違い、見た目はかなりの違いになっています。

先重りは五分と五分

 モアザンブランジーノAGS1010MMLを持った感想は多少先重りがします。ステラ4000を装着しても先重りする感覚に変化はありませんでした。ミッドストリームも同様です。この長さではこれが限界なのでしょう。

飛距離はモアザンブランジーノAGS

 飛距離はモアザンブランジーノAGSの方が良く飛びます。ジークラ962とダイワ1010で約40cmの長さの差がありますが、それを計算してもモアザンブランジーノAGSの方が勝ります。

感度は五分と五分

 感度はモアザンブランジーノAGSもミッドストリームも変りは無いです。私の下手くそな腕では分かりません。まぁAGSを過大評価しすぎていました。が、確実言える事はノーマルモアザンよりは遙かに感度が良いです。ノーマルモアザンとモアザンブランジーノAGSとの違いは雲底の差です。

 今日の朝釣行した際に、ルアーの上にヒラメが乗ってきたのが明確に分かったのは嬉しかった。ルアー着底後で、ラインも多少は緩んでいたのにもかかわらず。これがノーマルモアザンだと・・分からなかったと思います。

パワーはミッドストリーム

 モアザンブランジーノAGSはティップが『L』の柔らかさのためか、魚を強引に寄せる力は圧倒的にミッドストリームが上回ります。ラインさえ強ければ60,70cm程度の青物も余裕です。

投げるルアーの重量

 モアザンブランジーノAGSは軽量の10gのバイブレーションから30g程度までしっかり投げられます。ミッドストリームは軽量のルアーは投げにくいです。ティップの『差』でしょうけど。

まとめ

 潮流のあまりない場所で、ヒラメを狙いながら青物まで視野にいれるならミッドストリームで決まり!ルアーは30gくらいまでのウエイトで釣行出来る場所

 ヒラメオンリーで(岡山で青物は滅多に釣れない)10gから30g程度のルアーを使うなら
モアザンブランジーノAGSで決まりです。青物も取れない事はないでしょうけど60,70cmは苦労するかと思います。

 ま、次買うなら97MML、と思っていたけどエクスセンスジェノス買っちゃいました。インプレは下記リンクから

4月10日に到着で11日の朝闘魂注入です。まだまだ岡山ヒラメ釣れてます!

22戦11勝 3連勝 2019/4/11 水温13度

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